当事業部のコロナ対応支援

 作成時点で依然としてコロナの猛威が続いている状況ですが、ここまでのヤマダ総合公認会計士事務所計画事業部としてのお客様に対するコロナ対応の支援を対談形式で振り返ってみました。

Aさん
Aさん

今年の夏はコロナの影響で集まって飲み会をするのも慎重にしないといけないですね。

そうですね、関与先のコロナ対応も続いていますし、仕事的には羽を伸ばす感じはないですね。

Bさん
Bさん
Aさん
Aさん

最初はごく限られた会社の対応だけだったんですけど、今はどの会社でも何かしら触れる必要がありますね。

どこも何かしら影響があるから、うちの事務所としては最低限簡易計画でチェックすることになりますよね。

そのあとにまずそうなら資金繰りを確認したり、補助金の相談をしたりと、会計事務所としても知っておくべきことが急に増えました。

Bさん
Bさん
Aさん
Aさん

基本的に月次訪問はしているから2月ぐらいから話題には上がっていたけど、その時は金融支援も従来のセーフティーネットの延長ぐらいの感じだったから、基本的な資金繰りのチェックぐらいでした。

ただ、月次訪問をしているし、危なそうなところは確認したりもしたので、会社が驚くような事態になっているということは少なかった気がします。

そのあとぐらいにセーフティーネットが拡充されて、国民政策金融公庫の支援も本格化しました。

公庫の支援を早めにご案内できたので、早期に申し込んだ会社は本格的に混む前に手続できたのは良かったですが、思ったより借りるのは厳しかったですね。

Bさん
Bさん
Aさん
Aさん

そうですね、政策金融公庫のほか、商工中金や保証協会の保証付きの金融機関の融資など、見た目上では好条件のものが多く出ましたが、実際に経営が厳しい会社ですと借りるのは厳しかったですね。

ただ、今回はリスケ中でも対応するように金融庁から指示があり、現実的に借りれた会社もありました。会社によっては、「リスケ中だから借りられない」と思って借りることをあきらめていた人もいたので、経営者の気持ちをよく理解して制度について正しく伝えるという点ができたかどうかというところで、今回の対応は会計事務所としても質が問われたところだと思います。

この状況なので、急遽資料を作って金融機関に同行して、通常出ない制度の中で常識的な金融機関対応ということが必要だったので、うちの事務所はある程度普段から金融機関対応もしているから良かったですけど、純然たる会計処理しかしていない会計事務所ですと対応できなかったでしょうね。

Bさん
Bさん
Aさん
Aさん

全てにおいて良い結果を得られたわけではないですが、関与先にアドバイスをして、金融機関とも目線を合せることはできたので、他の会計事務所よりはお客様の力に少しはなれたなら良かったです。

今も続いていますが、補助金についてもトピックとしては大きかったです。

Bさん
Bさん
Aさん
Aさん

補助金についてもタイムリーにご案内できたと思います。

持続化給付金や家賃支援給付金は特に会計事務所が支援する規定はありませんが、対応が難しい会社はうちの担当者が手続きを一つ一つ丁寧に教えていたので、関与先全体で見てもどこも速やかに手続できている印象です。

手続の面で言うと、雇用調整助成金については、事務所内で社労士もいるのは良かったですよね。

微妙なケースについて質問もできたし、関与先にご案内するにしても細かい手続まで正確に説明できる自信はないから、社労士の方で対応してくれなかったら関与先に迷惑がかかったかもしれません。

Bさん
Bさん
Aさん
Aさん

うちの事務所としては「中小企業のトータルビジネスサポート」を掲げているけど、今回のコロナ対応は実際に会計税務だけでなく、金融機関対応や人事労務関係なども含めて総合的な対応が必要で、実際に事務所として全体的に不足の無い対応はできていると思う。

ただ、個別の事案では今後も状況に応じたアドバイスが必要な状況が続きそうです。

コロナがいずれ落ち着くなら、そのときは楽しいお話ができるような結果が出た上で飲み会ができるようにしたいですね。

Bさん
Bさん
PAGE TOP